集中力を高めるコツ。気合いや根性に頼らない勉強法まとめ

資格試験のため勉強をしようと思っても、日々の仕事や家事、付き合いなどで、どうしても勉強が後回しになってしまいがち。学生時代のように、何時間も勉強する、というのは非現実的ですね。

短時間で成果を上げるために集中力が大切なことは分かっていても、気合いや根性だけで集中力を維持するのは難しいことです。

気合や根性に頼らず、集中力を高めるには、ちょっとしたコツがあります。そこで、集中して勉強するために、実際に試してみて効果があった方法を紹介しますね。

ぜひ参考にしてみてくださいませ。

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勉強をする目的を思い返す

あなたは、なぜ忙しい日々の中において勉強をしようとしたのでしょうか?

  • 転職して収入を上げるため
  • 昇進を目指すため
  • あこがれの職業に就くため

忙しくても、大変でも、あなたが勉強を始めたのには、何かしらの想いがあったはず。

もし「勉強をすることの集中力が途切れてきた」と感じたときは、なぜ今の勉強を始めたのか1分間だけ考えてみてください。

たった1分だけでOKです。きっと勉強へのモチベーションがわき上がってくることが実感できるはず。集中力も取り戻すことができます。

目的を思い返しても集中力が上がらないときは

勉強する目的がはっきりしているのにどうしても集中力が上がらない、というときは、目的から「今日の目標」に落とし込むと、ぐっと勉強への集中力が増します。

勉強を続けていると、

  • 先が見えない
  • 成長を感じられない
  • このまま続けても合格できるだろうか

という不安や心配が心をよぎることがありませんか?

収集力が落ちてしまったり、勉強が続かないことの原因の一つには、「苦労してやっていることの成果が見えないため不安になったり、今やっていることが正しいのか疑心暗鬼になってしまい、モチベーションが落ちてしまう」ことにあります。

成果が見えないことや、確信が持てないことを続けるのは苦痛です。苦痛なことが続かないことは当たり前のこと。

逆に考えると、成果が見えると気持ちがよくなります。気持ちがよいことなら、苦もなく続けることができますね。思い当たること、ありませんか?

潜在意識に目標達成をプログラミングする

気持ちがいいことは苦もなく続けることができる、というよりも、続けているという意識すらないですよね。

なぜ気持ちがいいことを無意識に続けてしまうのか、それは、人間の持つ気持ちよくなりたいという潜在意識によって、自動的に脳へ指示を出しているからです。

潜在意識が自動的に脳へ指示をだすという特性を逆手にとって、潜在意識に目標の達成をプログラミングしてしまいましょう。潜在意識が自動的に目標達成に向かって働いてくれます。

潜在意識に目標達成をプログラミングする一番簡単な方法は、

  • 頑張ればどうにか達成できる小さい目標を定める
  • その目標をたくさん達成する

ことです。簡単でしょ?

目的が大きすぎると、成果が見えたり、目標を達成するまで時間がかかってしまい、達成感をなかなか味わえません。

ですから、目標を定めるコツは、今日一日だけちょっと頑張ればどうにか達成できる、という目標を定めることです。

ちょっと頑張れば達成できそう、という「ちょっと」がポイントです。頑張らなくても達成できてしまったり、頑張っても達成が困難だとしたら、ダメです。

ゲームで遊ぶときのことを思い出してください。

あまりにも簡単なゲームって面白くないですよね。でむ難しすぎるゲームもつまらない。ちょっとだけ難しいくらいのゲームが一番楽しいです。

毎日、少しだけ頑張れば目標達成できて、目標達成が当たり前という状態になればしめたもの。

潜在意識に目標を達成することは楽しくて、当たり前だ、ということがプログラミングされます。すると脳が自動的に目標達成に向かって動作してくれるので、自然と苦もなく勉強に集中できるようになるのです。

快適な環境をしっかり整備する

勉強に集中して取り組むためには、あなが快適だと感じる環境であることが大切です。

不快だと感じる状況下で集中しろといっても、それは酷なこと。不快な環境では、どんなに頑張っても、知識の吸収力は低下してしまいます。

不快な環境でも集中できるよう頑張る、という精神論や根性論はナンセンス。精神論や根性論に走る前に、まずは快適な状態・環境を作ることが勉強に取り組むための一歩ですね。

アロマを使う

快適な環境を整備する上でまず試してみていただきたいことは、、リラクセーション効果のあるアロマを使うこと。

香りは脳へダイレクトに作用します。そのため即効性があり、集中力アップの効果を感じやすくオススメです。

集中力を高めるアロマとしてオススメは、ペパーミント、レモン、ローズマリーなどが有名です。

まずは、これらの香りを試してみて、どうもしっくりこないときは、別の香りを試してみたらいかがでしょうか。

でも、香りの好みは人それぞれ。干物の「くさや」の香りが好きな人もいれば、大嫌いという人もいますよね。

香りを選ぶときにいちばん大切なことは、あなたの感覚です。

勉強する場所を変えてみる

勉強に集中できなくなる要因の一つには、いつも同じ場所にいることに飽きてしまう、という場合もあります。

どんなに好きな食べ物でも、毎日食べていたら飽きてしまうのと同じです。たまには勉強する場所を変えてみると、集中力アップにつながります。

たとえばいつも自宅で勉強しているのでしたら、カフェや、会社の会議室で勉強すると、思った以上に集中できたりします。

一番のオススメは図書館です。無料で使用できますし、なにより図書館の静かさの中で、周りに勉強している人がいるという環境は、とても集中力が高まります。

誘惑を遠ざける

勉強の集中力の妨げとなるものが視界に入らないよう、身の回りから遠ざけておくとよいです。

特にスマホ。勉強に必要な情報を調べたり、時計の代わりに使ったりと、一見すると勉強の役に立ちそうです。

それでも、勉強中はスマホを遠ざけておく方が良いです。

インターネットに繋げて、つい勉強に関係のないサイトにアクセスしたり、LINEやTwitterを使ってみたり・・・・・・。

あなたは心当たり、ありませんか?

スマホがなくても勉強はできます。勉強に必要な必要最小限のものーー例えば、テキスト・参考書・ノート・ペンーー以外は、すべて身の回りからできるだけ遠ざけてしまうことが、集中力アップに繋がります。

強制的に休息時間を設ける

受験勉強をしていた学生時代のように、何時間も連続して勉強し続けることは非現実的です。

作家のフランチェスコ・シリロ氏が開発した集中力持続の検証結果によれば、25分集中して5分の休息を取るのが良いとか。

意外と集中できる時間は短いです。25分勉強したら、少しキリが悪くても強制的に5分の休息を取りましょう。

一見すると効率が悪いように感じるかもしれません。でも実際に試してみると、勉強効率が向上することを実感できるはずです。

勉強中はキッチンタイマーを手元に用意して、勉強時間と休憩時間を通知すると良いです。

キッチンタイマーの代わりに、スマホのタイマーアプリを使うことはオススメしません。スマホを使うと、ついメールをチェックしたりして、気が散ってしまいやすいからです。

休息時間は意識して体を動かす

「休息する=何もしない」ではありません。休息時間は、再び集中力を取り戻すための時間です。体を動かし血行を促進させ、体中に新鮮な酸素を送り込みましょう。

体を動かすといっても、ハードな運動は必要なし。首や肩を回したり、トイレまで歩いたり、コーヒーを飲みにキッチンに移動するだけでも十分です。

椅子に座ったままできるストレッチをするのも効果的ですね。

眠くなる前に仮眠を取る

睡魔は集中力を維持する上で最大の敵。眠気を感じたら手遅れ。眠気を感じた時点で、勉強の効率が落ちています。

そこで、オススメしたいのが、眠気を感じる前に仮眠を取ってしまう、と言う方法です。

たとえば、仕事が終わった後に勉強をするのでしたら、勉強を始める前に20分くらい仮眠を取ってしまう。

仕事で疲れた身体で勉強をするよりも、少し勉強時間が減ったとしても、仮眠を取ってリフレッシュしてから勉強した方が効率的です。仮眠時間も勉強のうちと思うとよいです。

気をつけたいのは、仮眠時間は20分までにしておくこと。20分以上寝てしまうと、起きたときに頭の回転が悪くなってしまいます。

ちなみに、仮眠を取る前にコーヒーや紅茶などのカフェインを取っておくと、仮眠明けにカフェインが効いてきて、スッキリ目覚めることができますよ。

勉強する科目を変える

同じことを続けていると、どうしても飽きてきてしまいますよね。勉強も同じです。勉強に飽きてくるまえに、勉強する分野を変えてみると、集中力を保つことができます。

なぜか。それは、勉強をする分野ごとに頭の使い方が変わるため、勉強する分野を変えることによって、脳は新鮮な感覚を保ち続けることができるのです。

勉強をする分野を変えるといっても、難しく考える必要はありません。例えば資格試験の勉強であれば、試験範囲の中でも、いくつか分野を分けることができますよ。

資格試験の勉強の場合

例えば、あなたが行政書士の資格を目指して勉強をしているとします。行政書士試験の過去問題を見ると、試験問題の科目は、

  1. 法令等(行政書士の業務に関し必要な法令等)
  2. 一般知識(行政書士の業務に関連する一般知識等)

に分けることができます。

さらに一般知識の試験問題を見ると、

  1. 政治・経済・社会
  2. 情報通信
  3. 個人情報保護
  4. 文章理解

に分類できますから、これらを上手にローテーションさせて勉強すれば良よさそうです。

行政書士試験を例に挙げましたが、他の資格試験も考え方は同じですね。

資格試験以外の勉強の場合

資格試験の勉強以外にも応用できますよ。例えば、マーケティングの勉強をしたら、投資の勉強をして、その次にはコミュニケーションの勉強をする、という感じです。

もし「マーケティングの勉強だけしたい」のでしたら、使っているテキストを後ろから読んだり、ランダムにテキストを開いて読んでみるのも、良い方法ですね。

ようは、勉強を続けていることで生じる「飽き」を回避して、いかに集中力を持続させるか、がポイントです。

休憩後に勉強する分野を切り替える

あなたは、人生において一番勉強をしたのはいつですか。大学受験を目指していた高校生の頃でしょうか。

少し学校での授業を思い返してみてください。

「時間割」がありましたよね。学校によって少し時間が異なるでしょうが、おおよそ50分一コマ、10分の休憩を挟んで一日6コマを使って複数の勉強をしたはず。

学校教育は国家の基礎学力を底支える重要事項ですから、まぁ賛否両論あるでしょうけれど、実によく考えられた仕組みで教育プログラムが作られています。

50分学び、10分休憩、そして次の科目を50分・・・というサイクルは、集中力を維持しながら学び続ける非常に合理的な方法です。

大人になってからの勉強にも学校の時間割の概念を取り組まない手はありませんね。

ただし大人の場合は、丸一日勉強するというのは希です。長くても2、3時間でしょうか。そう考えると、1コマ50分は少々長すぎます。

大人の勉強に時間割の概念を当てはめるのなら、

  • 25分勉強
  • 5分休憩

を繰り返すのがよさそうです。私はこの、25分+5分で1セット、で勉強して効果がありましたし、現在も続けています。

タイミングを逃さない。勉強したいときが勉強するとき

勉強をしようと思っても集中力が続かないのであっても、時には、「さぁ、勉強しよう!」「勉強したいな!」と思うこともありませんか?

少しでも勉強に対する意識が高まっているときは、勉強をする大チャンス。このチャンスを逃さずに、勉強を始めましょう。

勉強をしたいという気持ちになっているときは、自動的に集中力が高まって、普段よりも効率よく学習できる状態になっています。

この「勉強したい」と思ったタイミングで勉強を開始できるよう、学習に使うテキストや問題集などを手元に置いておくとよいです。

そのためには、テキストと問題集は、同じものを3セット購入することをお勧めします。なぜ3セットかと言いますと、あなたが会社員でしたら、

  • オフィスの机に1セット
  • 自宅の勉強部屋に1セット
  • 通勤バッグに1セット

が必要だからです。

通勤バッグにテキストと問題集を入れると重いでしょうから、テキストや問題集は裁断して、数ページだけ持ち出すと苦になりません。

数冊のテキストや参考書を裁断するのなら、お手持ちのカッターナイフで十分に綺麗に裁断できますよ。私もカッターナイフで裁断して、テキストを持ち歩いています。

カッターナイフで参考書やテキストを裁断するのでしたら、以下の動画が参考になると思います。


同じ本を3冊購入するのはもったいないと感じるかもしれません。でも学んだ知識は、あなたの一生の財産になります。そう考えてみると、それほど高い買い物ではないと思いますが、いかがでしょう?

思い切って勉強から離れる

勉強することが必要だと思っていても、どうしても集中力が続かない、やる気が高まらない。そういった時期があるのは、普通のことです。

こんなときは、モチベーションを高めようと無理をするよりも、いっそのこと思い切って2、3日くらい勉強することを止めてしまうのも、一つの方法です。

集中力が続かなかったり、やる気が高まらないのは、頭が疲れている証拠。少し頭を休ませてあげることも大切です。

いったん勉強から離れて頭をリフレッシュさせると、また「勉強したい」という気持ちがムクムクと沸き上がってくるもの。

また勉強したい、という気持ちが沸き上がったタイミングを逃さずに、勉強を再開すればいいのです。

ただし、勉強を一時的に止めている間は、いっさい勉強のことを考えてはいけませんよ。

勉強を一時的に止めるのは、頭をリフレッシュすることが目的です。

中途半端に勉強のことを考えてしまったら、頭をリフレッシュすることができず、ただ勉強をしていないだけ、になってしまいます。

どうしても集中力が続かない、やる気が高まらないときは、思い切って2、3日は、いっさい勉強のことを忘れてしまいましょう!

食事を見直す

あなたは炭水化物を十分に摂っていますか。勉強のために集中力を高め、維持したいのであれば、炭水化物はしっかりと摂ることが大切です。

正確には、炭水化物の糖質が消化によってブドウ糖に分解され、このブドウ糖だけが脳や中枢神経系のエネルギー源になります。

ですから、炭水化物を極端に排除した食事をしていると、脳に十分なエネルギーが行き渡らず、集中力の低下に繋がりかねません。

とは言え、米やパンといった炭水化物の取り過ぎは肥満や疲労の原因にもなります。ブドウ糖の摂取を目的に炭水化物をたくさん摂取することもオススメできません。

ブドウ糖を小まめに摂取するには

では、脳のエネルギー不足を解消し、集中力を維持するためにはどうしたらよいのか。それは、ブドウ糖を小まめに摂取することです。

ブドウ糖は、薬局やスーパー、最近ではコンビニでも手に入れることができます。飴タイプのものや、ゼリー、タブレット、粉末など、色々な種類がありますので、お好みでどうぞ。

腹七分と仮眠

食事は腹七部までに抑えると、食後に睡魔が襲ってくることを抑えることができます。それでも睡魔が襲ってきたら睡魔と戦わずに、さっさと仮眠を取ってしまった方が良いです。

「腹八分に医者要らず」ということわざがありますが、経験上、腹八分では食後に睡魔が襲ってくることが多いです。腹七分くらいに食事量を抑えるのがよいでしょう。

米マサチューセッツ工科大学(MIT)のレオナルド・ガレンテ教授が発見した長寿遺伝子も、研究によって腹七分くらいの食事量にすることで活性化することが分かっています。

健康の為にも、勉強のためにも、食事は腹七分くらいがよさそうです。

それでも食後に眠気が襲ってきてきたときは、仮眠を取って眠気を追い払いましょう。

仮眠は20分以内にすることが必須。20分以上の仮眠を取ると、寝起きが悪くなります。

仮眠の前に(後ではないですよ)コーヒーや紅茶・緑茶などのカフェインを摂っておきましょう。仮眠空け頃にカフェインが体内に取り込まれて、スッキリ目覚めることができますよ。

まとめ

さて、気合や根性に頼らず、集中力を高めるには、ちょっとしたコツについて紹介してきましたが、最後に一番大切なコツをご紹介します。

それは、紹介したコツの中から一つだけ選んでやる、ことです。

紹介したすべてのコツは、実際に効果があったものばかりですが、人によって向き不向きがあります。

まずはあなたが「これなら出来そう」「効果がありそう」と直感で感じたものを一つだけ選んで、実践してみてください。

一つだけ実行するだけでも、きっと大きな変化を感じることができるはずです。私がそうだったように。

大人になってからの勉強は、自分自身との闘い。勝利への道は、「集中力を高め維持する」ことにかかっていますよ。

がんばって!!